【9月2週目】日経やダウ、金、BTCなども! シナリオ別ドル円トレード戦略
ご挨拶!
さぁて今週もレポートだ。。。
こんにちは! YuKiYaです!
このブログでは僕のトレード記録やトレード戦略などを記載していきます。
取引通貨ペアがドル円のみになりました。(詳しくはツイッターをご覧ください。)
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成功した場合は参考に、失敗した場合は反面教師にしていただければ幸いです。
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今日の概要!
ファンダメンタルズ編!
point!!
解説
NIKKEI225
日経平均は三角保ち合いをした抜けたのですが、勢いが弱くより下のサポートラインで上昇に転じてきています。
こうなってくると、来週前半は三角保ち合い上限レジスタンスラインまで上昇してくる可能性が高そうです。
MACDもゴールデンクロスが起きていますし、三角保ち合いをそのまま上抜けてくる可能性もありますね。
日経平均の動きを踏まえると、ドル円は週前半は上目線で固定し、その後は日経平均が三角保ち合い上限で上げ止まれば下目線、そのまま突き抜ければ上目線という風に対応させていけばいいと思います。
DJI
ダウも日経平均同様に、三角保ち合いのサポートラインを下抜けして大幅に下落すると踏んでいましたが、跳ね返ってきてしまいましたね。
VIXが下落していることから、金融市場全体としてリスクオンムードが広がってきているようです。
次の注目ポイントとしては、上二つのレジスタンスラインを超えてくるかどうかです。
とにかく、サポートラインの上側へ回帰してきたことから、来週前半は上昇していきそうです。
リスクオンムードが広がってきているのでドル円も上目線で良さそうですね。
ところで、「利下げするからアメリカの株価は上昇しているんじゃないの?」と考えていらっしゃる方もいるかもしれません。
しかし、僕はそうは考えていません。
その理由はすでに2週間ほど前から9月FOMCにおける利下げ市場予測は95%を超えており、現在は100%で市場は織り込み済みだからです。
なので、サプライズがあれば別ですが、利下げ市場予測を理由とした米株高、ドル円下落の展開は想定しにくいです。
現状アメリカ株とドル円はリスクオン・オフを基準とした正の相関にあると考えていいと思います。
US10Y
米国債10年利回りは、重要なサポートラインをついに下抜けしそうですね。
まだ「下抜けした」と断定するのは早いですが、MACD的にも綺麗に安値更新しており、エリオット波動でも3波目であるため、長期的に安値を掘る可能性は全然あると思います。
ただ、MACDでゴールデンクロスが起きており、サポートラインを下抜けせず上昇に転じてくる可能性もあるので、注意が必要です。
むしろ、僕は上昇に転じる可能性の方が高いと感じています。
理由は、サポートラインやレジスタンスラインは反発する方が多いからというのもありますし、下値を更新しながらも直近でもみ合いとなっているからです。
エリオット波動で考えても、すでに3波目はかなり長期化しており、第4波である上昇反発がいつ来てもおかしくない状況です。
そこに、もみ合いとなっていることを加えて考えると第4波がくる可能性はますます増加しますよね。
今米国債10年利回りがぶち当たっているサポートラインは歴史的にもかなり重要なサポートラインであるため、ブレイクするかどうかは要注視です。
もし反発すると想定するなら、正の相関を持つドル円は上昇する可能性が高そうです。
VIX
VIXはレジスタンスライン近くまで上昇したものの、触れることなく下降し始めています。
直近のポイントは、一度上抜けた三角保ち合いレジスタンスラインをもう一度ブレイクするかどうかですね。
もしブレイクすれば、三角保ち合い上抜けがなかったことにされ、上値の重い展開となりそうです。
ただ、先ほども書いた通り、サポートラインやレジスタンスラインは基本的に反発することの方が多いし、先週三角保ち合いを上抜けていることも考えると、1度上抜けたレジスタンスラインまで戻って、そこから上昇に転じるのが最も可能性が高そうです。
MACDも下降気味であるため、来週前半はVIXは下落していく可能性が高そうです。
そうなると来週前半はリスクオンムードとなり、ドル円は上昇していきそうですね。
DXY
ドルインデックスは綺麗に上昇が続いていますね。
直近は下落していますが、下のサポートラインで反発し、引き続き上昇していく展開の方が可能性が高そうです。
理由は図で一度サポートラインをブレイクダウンしたものの、再度上昇トレンドに回帰しているというのと、下落に転じるためには二つの上昇チャネルをブレイクダウンする必要があるからです。
そのためには相当強い下値圧力が必要ですが、9月FOMCでの利下げ市場予測が100%ですでに織り込まれていると考えられるので、これは下値圧力にはなりません。
リスクオフになったとしても、有事のドル買いと言われるように対円以外でドルは変われるためむしろ上昇する可能性が高いです。
むしろ先週後半を見ればわかるように、リスクオンの際に下落しています。
ドルインデックスは対円以外も含めた他金融商品に対する相対的ドルの強さを表現したものなので、ドル円との相関を直接的に測るのは難しいのですが、長期的に上昇トレンドが継続するのであれば、ドル高なり、ドル円は上昇で考えて良さそうです。
ただ、短期的な値動きで見るとドルインデックスはリスクオンで下落、リスクオフで上昇する傾向があるため、短期的に逆相関になることも想定しておくことが必要です。
XAU/USD
金は依然として大きく上昇していますが、直近で大幅に下落しました。
長期的に上昇トレンドが継続するにしても、VIXが下落していることからもわかる通り、来週前半は短期的に金融市場全体でリスクオンムードになる可能性が高く、金はもう少し下落が継続する可能性が高そうです。
現状の急角度の上昇チャネルは一度ブレイクダウンするかもしれませんね。
理由はチャネルは急角度であればあるほど、またその幅が小さければ小さいほど長続きしないからです。
個人的には現状の急角度の上昇チャネルをブレイクダウンし、その下にある緩やかで大きな上昇チャネルの上限で反発する展開が一番想定しやすいのです。
下落がどこまで継続するかに要注意ですね。
金が下落すると想定するなら、金とドル円が逆相関であることから、来週前半ドル円は上昇する可能性が高そうです。
BTC/USD
ビットコインは依然として三角保ち合いの中でもみ合いとなっています。
特に直近では三角保ち合いレジスタンスライン上限で多数の上髭を出しており、短期的には下落する可能性が高そうです。
もし、そのままサポートラインをブレイクダウンしてくるようなら本格的な下落に突入していく可能性が高くなります。
しかし、個人的には依然として長期的なリスクオフ傾向は改善されていないため、その可能性は低いと考えています。
VIXが一度ブレイクした三角保ち合いレジスタンスラインまで戻ったタイミングで、再度リスクオフに向かうのではないかと考えているので、そのタイミングでBTCも三角保ち合いを上抜けて上昇していく可能性が高いのではないでしょうか?
ただし、この話はBTCが最近リスクオフで買われる安全資産としての値動きになっていることを前提としたもので、BTC自体の価値が大きく変動する可能性もあります。
BTCが短期的に下落するなら、リスクオンとなり来週前半のドル円は上昇していく可能性が高そうです。
テクニカル編!
point!!
- 来週前半は基本的に上目線
- ショート&ロング両方狙っていきます。
まずは現在のドル円のチャートを確認してみましょう。
下のドル円4時間足チャートをご覧ください。
現在ドル円は緩やかな上昇チャネルのサポートラインと一つの水平レジスタンスラインによって構成された三角保ち合いを上抜けしてきています。
基本的にはファンダメンタル的にも、三角保ち合いブレイクアウトで考えても上目線でいいと思います。
上目線の場合は短期的な目標地として、上昇チャネルのレジスタンスラインが当てはまってくると思います。
個人的には、長期リスクオフトレンドは継続中であると考えており、上昇チャネル上限より下に日足レベルの長期下降チャネルが存在しているため、この上昇チャネルまで上抜けてくる可能性は低いと考えています。
ではシナリオ別にドル円のトレード戦略を見ていきましょう。
シナリオ1 一旦下落。その後ブレイクしたレジスタンスラインで上昇回帰
戦略
個人的にはこの展開の可能性が最も高いと考えています。
一発目のショートを考えているラインには日足レベルの下降チャネルが存在していて、一旦はここで反発すると考えています。
そして、そこからブレイクした水平レジスタンスラインに戻ってきたタイミングでエンベロープと重なっていればロングを打ちます。
その後はピンク長期移動平均線よりも上で価格が推移しているので、エンベロープが上限に来るたびにショート、下限にくるたびロングを狙っていきます。
僕のトレードスタイルが最も光るのは上昇トレンド中です。
上昇トレンドの際のロングショート戦略はドル円にはかなり適性があります。
シナリオ2 日足下降チャネル突き抜け
戦略
シナリオ2は日足レベルの下降チャネルをブレイクしたケースです。
この場合は本格的な強い上昇トレンドに入っていくので、エンベロープ上限でショート、下限でロングを打っていきます。
日足下降チャネルをブレイクてからの一時的な回帰のタイミングと、そこから上昇に転じる場面でそれぞれ上限、下限にエンベロープが来ていればかなり優位性の高いショート、ロングを打つことができますね。
特に後者のロングはブレイクアウト直後の上昇なので値幅も通常より大きく狙って良いと思います。
その後はシナリオ1と同様に、エンベロープ上限でショート、下限でロングを打っていきます。
シナリオ3 水平レジスタンスライン以下へ回帰
戦略
ファンダメンタル的に最も可能性の低いと考えているのがシナリオ3です。
水平レジスタンスラインをまたすぐにブレイクダウンしたパターンですね。
この場合は、一応図にはロングと書いていますが、ピンク長期移動平均線よりも価格が下で推移しているため、そこまで積極的にロングはしません。
ショート優先ですね。
ただ、一発目のサイドブレイクダウンした水平レジスタンスラインに回帰する際のロングは積極的に狙ってもいいと思います。
そこから、水平レジスタンスラインに戻ったタイミングでショートを打ちます。
このショートはブレイクからの勢いの強い下落になりやすいので値幅も大きめに狙っていいと思います。
その後は上昇チャネル下限でロングを場合によっては打ち(MACDに上昇シグナルが出ているなど)、エンベロープ上限にくるたびショートを繰り返し打っていく感じです。
こんな感じで、来週はロング・ショート両方積極的に狙えるトレード機会の多い週になりそうです。
最後に!
9月も2週目に入っていきます!
今日もご閲覧ありがとうございました。
それでは来週も頑張りましょう!
皆さんに爆益を!!